2015年元旦
皆さんあけまして、おめでとうございます。
今年もどうぞよろしく御願い致します。

2015年の目標は以下3つ。
一、PJを世界に向けてリリースする
一、ジャーナル論文1本
一、白馬国際トレイルランロング50km完走

一つ目、この目標は2013年、2014年と集中して取り組んだが達成できなかったもの。経験もなくただとにかくやれることをやってみました、振り返れば五里霧中でした。それもあって言葉にしている目標は抽象的でした。この2年、右往左往した分、ストラテジーとアクションプランが目の前に少しずつ見えてきたので、今年の目標では具体性をあげた言葉になったと思います。

二つ目、いま博士課程を休学して3年目が終わろうとしている(休学は最大3年間まで)。4月から復帰するのか、しないのか、もう決めるタイミング。休学し始めたタイミングから、そもそも研究がいまの実践には不要なんじゃないかと考えていましたが、2014年に思いっきり実践で行き詰まったことで、他の人はどうやっているのだろうか?他にも同じ問題で困っている人がいるんじゃないか?とか思いました。講演の後のQAや講演でご一緒したスピーカーの方と色々と話をしてみて、やはりこれは2015年の関心事になると思いました。実践で立ちはだかる様々な意思決定ハードルの攻略法、これをリサーチトピックに据えて研究と実践のサイクルを回していきます。博士課程としてやるかは別の問題として、昨年末から一緒にやっていきたい方に声を掛け始め動き出したところ。その活動をきちんと纏め上げる、その定量的な目標としてジャーナル論文1本、を二つ目としました。

三つ目、去年の雪辱を晴らすべく白馬国際トレイルランのロング50km完走。具体的には山練習(特に下り練習)に取り組むこと、体を鍛えて食事管理をします。

さて、毎年自分の意思決定基準についてテーマを掲げています。
2012年 『チャンスは可逆か不可逆か』
2013年 『基本は全部やる』
2014年 『Do the right thing』

そして2015年は『守らず攻める』です。

2014年は多くのメディアに発信したこともあり、同じテーマでの講演依頼が引き続き2015年も入ってきています。色々な人の参考になっている実感もあり嬉しくもあります。しかし同時に私にとっては同じ体験談を何度もお話するのみで、そこに挑戦(不確実性)はありません。先日これをKくんと話をした際に『過去(の成功例)をずっと話している人って魅力ないよね。それもあるけど、いまこういう(不確実な)挑戦をしている、と話をしている人がいいよね』と。どんどん人間って守りに入りやすいものなんでしょう、個人という小さい枠で成功した程度で思考停止する人っていますし、気づかないうちにリスクをとらなくなったり、と。昨年末に入院して12月早々に今年の振り返りをじっくり時間をかけたことで、無意識に守りに入ろうとしている自分を奮い立たせる必要性を認識しました。挑戦こそ成長、失敗のリスク(不確実性に基づく)があるから逆にドキドキとワクワクもあります、こちらも一緒にやってくれる方に声をかけ、動き出しました。常に自分に『守らず攻める』を問い、日々行動していきます。

元旦、恒例行事である手帳の1ページ目へ目標を書き込みました、これ続けて8年目になりました。紙の手帳にこだわる理由は常に1ページを見てその年の目標を確認出来るから。自分は出来ると信じるため、目標を常に見える状態にする。今年も頑張りますよ!


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座右の銘『この一球は絶対無二の一球なり』

本年もよろしく御願い致します。

2015年元旦 ヤギ編集者@日本