こんばんわ、ヤギ編集者です。

今日は旅の買い出し&荷造りを、今週末からとあるお初の国へ出かけるので大変緊張(本当です・汗)しております。。。

さて、先週は4/12~4/14で慶應SDMの入学合宿が千葉の奥地?!で行われ、私も参加させて頂きました。そんな奥地に後輩達を連れていきましたが、かなーり刺激を受けたようでモチベーションがあがったようです。今後の入学に期待か?!っという話ではなくて(笑)、このような反応はある意味で正常ですよね。大学をはじめとする教育機関を卒業したあとに実際に企業で働いてみると、もっと勉強しておけばよかった~と思う人も多いかと。

でもその気付きは働いてみないと実感しずらいし、働いたからこそ何が社会で求められるのかを正しく感じとれるようになったりもします。どんな科目が自分には必要で、どんな研究テーマを社会は必要としているか、もしくは自分が良いと思う社会を実現するにはどんなテーマを追求すべきか等、社会の現場を見ないことにはリアルにはなりにくいと思います。慶應SDMの木浦さん流にいえば『自分ゴト化』、富田さん流にいえば『半径1mの中に入る』ですね。

っといった背景から社会人が大学院に通うのは今後もっと一般的なものになっていくのだろうと思っています。また社会人がその場にいることで、社会経験のない学生も社会人学生と一緒に学び、研究することでより早く社会との接点を得られるようにもなります。

さて入学合宿ではそんな社会人学生の立場で、新入生の皆さんに役立つ話をということで呼んで頂き、木浦さん、渡辺さん、藤田さん(あの藤田さまです・笑)とパネルディスカッション形式で行いました。

でも一体全体どんな話が役に立つのか、前日夜遅く(朝?)までパネラーの皆と議論をしていました。パネラーは皆さん気合と根性系な人選だったので『最後は気合と根性』な話を期待されてるのか?いやいや何かが違うよね、と。

11525_498605620186492_815382929_n


そこでせっかくの機会だし、お互いなんで慶應SDM入ったんですか?という話をしていったらこれが非常に興味深い。現在の問題意識がなぜ生まれたのかという根本を探っていく。しばらく対話を続けていると、普段会話に出てこないその人の原点(原体験・動機付け)とゴール(あるべき姿)に辿りつき、だ〜か〜ら〜そんなに頑張れるんですね、とお互い納得。

なのでパネルはそんな内容で話をさせて頂き、新入生の皆さんにも自身がここに来た理由をお互いに紹介してもらいました。最後はそれを付箋に書き出し、持ち帰ってもらいました。今は入学したばかりでモチベーションも非常に高い、そういう時は何にでも前向きだし、積極的に周囲と協力して取り組んでいけるので心配はありません。しかしこれから続く超ハードで多忙な学生生活の中では、必ずしも良い事ばかりが続くとは限りません。そんな時、小さなことにとらわれるのは本当にもったいない。再び前を向き正しい方向に歩くために、書いてもらった付箋はあります。自分の原点・ゴール(G&G)はぶれることのない軸ですから、素晴らしいKeio SDM Lifeをきっとここぞという時に支えてくれるはずです。

さて、そんな合宿を終え、この週末ド根性戦士の木浦さんに紹介して頂いたプロサッカーの本田圭佑選手の番組を手に入れようやく見ることが出来ました。NHKプロフェッショナル仕事の流儀『さらなる進化へ本田圭佑・500日の記録』。これは久々にすごかった。忘れないように特に印象に残った場面を書き出しました。

----------試練に直面した時、本田には自らに問いかける言葉がある

情熱は、足りているか

願ったことに対してできひんかったら、言い訳をせずに自分の願いが弱かったと。自分の情熱が弱かったと、それを僕は理由にするべきだと思いますね。人のせいにするわけでもなく状況のせいにするわけでもなく、もっとやれたんじゃないかと。----------

----------人って誰しもがうまくいかなかったときとかにちょっと(自分を)疑うと思うんですね そのときにいかに自分を信じることができるか 信じるっていうのは本当に 希望そのものですよね----------

----------ケガして辛いことがある、悩みがある その悩み問題をどこの角度から見るか すごい辛い問題に見えるかもしれない みなさんは辛いほうから見てくれているんでしょう 僕に対して同情の目を持って でも僕は反対から見てるから チャンスになるんです その考える技術っていうか 習慣を身につけて高めていってほしいんです。 そうすればどんな困難にもポジティブに対応できる----------

『情熱は、足りているか』、これを自らに問う本田選手、彼のゴールは世界一のサッカー選手だといいます。そこがぶれないからこそ、色々と課題の多いチームにあっても腐らず、常に上を目指して努力を続けられているんですね。そんな姿に素直に感動しました。なんだか久々に超エネルギーを貰いました、まだまだ私も頑張りが足りん!

よっしゃ、やったりましょう!!
ヤギ編集者