ヤギ編集者です。
昨日技術士の記事を書いたら訪問数が増えていました。
やはり試験直後なので色々な情報集めがあったのですね。

機械部門の動力エネルギーを専門として受験しましたが、
若干このままではもったいないので昨日の問題概要を
記して、少し整理しておこうと思い、また記事を書くことにしました。

午前の部:選択科目 600字詰め×3枚に纏める
2問のうち1問を選び、論述します。

問題1は概略次の通り。
 近年の機械の電子化、コンピューター化、ソフトウェア化の進展で
 複雑化する機能、反面複雑ゆえ人が直感的にそれを見通すことが
 出来ない現状。某自動車会社のブレーキ問題に触れ、機能高度化は
 人の感性や感情の領域にも及んできている、と前置き。
 そこで以下の(1)〜(3)について記述せよ という内容。
  (1)人の感性と機械機能との関わり方(課題と解決策)
  (2)機械機能の広範化・複雑化とソフトウェア化による
     ブラックボックス化問題(現状分析と対応策)
  (3)人と機械の共存のあり方(課題整理と短期、長期対策)

問題2は概略次の通り
 科学技術は専門的になりすぎて多くの人々にとって身近に感じられ
 ない部分も多い。そこであなたが取り扱っている専門的な分野の
 科学技術を(1)〜(4)について、一般の人々にも理解できるよう
 分かり易く説明せよ
  (1)開発や研究を行っている科学技術の位置づけとその具体的内容
  (2)その科学技術と社会に還元される最終的な形としての
     製品やサービスとの関係
  (3)その製品やサービスが生まれることによるメリット、デメリット
  (4)その科学技術がいかに社会にとって必要なものであるか


直感では問題2に取り組もうかと、答案用紙にマインドマップで
キーワードを書き出していく。でもなんとなく(3)デメリットが
ひっかかり、問題1へ切り替え、再度マインドマップ。
書いているとやっぱり問題1へ自分の関心が高いことに気づく。
出てきたキーワードをMECEのロジックツリーに書く内容の構造化。
答案用紙3枚はそれぞれ(1)で1枚、(2)で1枚、(3)で1枚
という使い方をイメージしてセンテンスを構成。
最後になぜかSDMっぽく人と機械をシステムとして捉えて設計する
ことの必要性を書いてしまったが、これもSDMの影響か(笑)。。


午語の部:専門科目 600字詰め×6枚に纏める
2問に回答せよ、1問につき600字詰め×3枚ずつで纏める。

問題1は概略次の内容でした。
 日本のエネルギー安全保障について、主要先進国と
 比較した場合に日本はどのような具体策をとるべきか、あなたの
 考えを述べよ。また日本以外の1国を取り上げエネルギー情勢の
 特徴を日本と比較して述べよ、という内容
 主要先進国として米国、中国、ドイツ、フランス、英国、日本の
 1)エネルギー効率、2)自給率、3)輸入エネルギー多様化、
 4)供給国多様化が5段階評価でレーダーチャートで問題に示されている。

問いが『考えを述べよ』で終わっている場合は論述において
既存知見(先行研究に似ていますね)を書いた上で自分の意見を
述べて、さらに今後を展望する必要があります。日本の自給率は
2008年データで18%しかない。中東依存度は47%。資源に乏しい
日本の現状や自然エネルギー拡大の流れを既存知見として記載し、
MECEで考えてそれでうまくいくか?を思考しました。
なんとか自分の対案を考え、書いた〜という感じでしたね。、

問題2は概略以下の内容。
 動力エネルギー機器とその組み合わせシステムについて
 (1)〜(5)の問いに答えよ。
 (1)選択した動力エネルギー機器の基本原理と特徴
 (2)選択した動力エネルギー機器の性能向上の技術変遷と今後の展望
 (3)選択した組み合わせシステムの特徴
 (4)選択した動力エネルギー機器及びシステムの環境負荷低減技術対策
 (5)選択した動力エネルギー機器及びシステムの予防保全技術と運転保守

動力エネルギー機器として以下選択肢としてあり、私は蒸気タービンを選択。
・内燃機関
・ボイラー
・蒸気タービン、
・ガスタービン
・水車

また組み合わせシステムは以下の中から廃棄物発電システムを選択。
・蒸気タービン発電システム
・ガスタービン発電システム
・複合発電システム
・水力発電システム
・地熱発電システム
・廃棄物発電システム
・熱電発電システム


この辺は仕事でいつも触れている内容なので、書けるだけ書きましたが、
さすがに終盤なのできれいな文字を書くことが難しく苦労しました。
内容はともかく見た目が良くないのはマイナスだな〜、という反省。

っとまあこんな感じで今年の技術士二次試験筆記は終わりました。